小児口腔外科Oral Surgery
小児口腔外科とは?
- 歯が欠けた、抜けた
- 唇を切って出血している
- ミルクや母乳を上手に飲めない
- はっきり発音できない
- 食べ物をしっかり噛めない
お子さんのお口周りのケガや食事、発音などのトラブルに対応しています。急患も受け付けていますので、まずはお電話でご連絡ください。
お口周りの外傷について
小さいお子さんは、顔から転倒して歯やお口周りをケガをしてしまうことがよくあります。歯が抜けてしまったり出血したりしている場合でも、落ち着いてご連絡ください。
当院は小児口腔外科にも対応していますので、お子さんのお口周りのケガの治療もお任せください。抜け落ちてしまった歯や出血してグラグラしている歯も、早期に適切な処置を行えば元通り使えるようになります。
★大学病院と連携し難症例でも対応可能
授乳・食事・発音が不安なお子さんへ
乳首を上手に吸えない、食べ物をしっかり噛んだり飲み込めない、はっきり発音ができないなどの不安がある場合、多くのケースで唇や舌に原因があります。お子さんの発達などに応じて適切な時期に治療を開始できるよう、気になる症状があればお早めにご相談ください。
原因として考えられる3つのトラブル
上唇小帯高位付着
(じょうしんしょうたいこういふちゃく)上唇小帯とは、上唇と歯ぐきの間の筋のことです。上唇小帯高位付着になると、前歯の間に上唇小帯が入り込んで前歯に隙間ができるなどのトラブルを引き起こすことがあるため、必要な場合は適切なタイミングで切除します。
舌小帯短縮症
(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)舌小帯とは、舌と下顎をつなぐヒダのことです。舌小帯が短いと舌を動かしにくく、吸乳や食事、発音などに障害を起こす可能性があるため、必要であれば外科的治療を行います。舌小帯短縮症のお子さんは、舌を前に出したときに舌が逆ハート型に見えるのが特徴です。
舌癖
(ぜつへき)舌壁とは無意識にしている舌の癖のことです。舌で歯を押していたり、上下の歯の間から舌を出していたりなどの良くない癖が、歯並びや噛みあわせにも悪影響を及ぼします。指しゃぶりや口呼吸などの原因を取り除き、 舌を正しく使うトレーニングで改善することができます。
上唇小帯・舌小帯・舌癖の異常が
及ぼす影響
これらの異常はお口の問題に留まらず、
全身の健やかな成長や発達を妨げる可能性があります。
- ミルクや母乳がうまく飲めない
……栄養が不足し、発育が遅れる - しっかり噛んだり飲み込めない
……胃腸に負担がかかる、偏食の原因になる - 上唇小帯が当たって歯磨きが痛い
……歯磨き嫌いから虫歯や歯周病のリスクが高まる - 滑舌が悪くなる
……言葉の発達が遅れる、自信を持ちにくくなる - 舌の位置が正しくない……歯並びが悪くなる
「うちの子に当てはまるかも」と気になる点があれば、お気軽にご相談ください。 お早めにご連絡いただければ、お子さんの年齢や発達にあわせて適切なタイミングでの治療が可能となります。